「ねぇ、お昼一緒に食べよう?」
そう話しかけてきたのは、天使のように可愛い子。
***
私は今、屋上にいる。
目の前にはさっき友達になった京子ちゃん。
そして、少し緊張しながら食べている黒川花さん。
やっぱり私って怖いのかな?
そんな怖い顔してたかな?
(授業中、白目になってたとか!?わぁぁどうしよう!!!)
すると、黒川さんがおずおずと口を開いた。
「あの、さ・・・雲雀さんて・・・「ひぃ!!ごめんなさい授業中はどうしても眠くなっちゃうんです!!!!!」
あれ?
目の前で黒川さんが目を丸くしている。
わ、私思わずへんなこと言っちゃった・・・・・・。
「「プッ」」
「!?」
「あははは!雲雀さんおもしろ〜い!!」
「くくくッ・・・・・ちょ、いきなり謝られちゃ困るっていうか・・・・!!!」
京子ちゃんが笑ってる
黒川さんも笑ってる(サ●゛エさんの歌みたいに)
しばらく笑われた後、笑いが納まった2人が話してきた。
緊張感は、さっきの笑いで吹っ飛んだのだろうか。
「雲雀さんて、もっと冷たいイメージがあった。」
「そうかな花?私は初めから分かってたよ?」
「だってあの雲雀さんの妹でしょ?意外って言うか・・・
でも、京子もそんな感じだしね。」
「?」
何が?と言おうとしたら、黒川さんが突然背伸びをした。
「あーあ、今まで緊張してたのが情けない!!私は黒川花!・・・って、さっきも言ったか。
私のことは、名前で呼んでくれると嬉しいかな。
貴女のことは、
って呼んでいい?」
「あ!私も
ちゃんって呼んでもいいかな?」
「!!・・うん!!もちろんだよ!!」
なんだろう、すんごく幸せだなぁ・・・!
例えるなら、アルプスで食べるアイスクリームみたいな・・・・
「あ、そういえば花ちゃんは・・・「花って、呼び捨てで宜しく!」・・花は、
さっき私に何か言おうとしてなかった?」
私が遮っちゃって、だいぶ話がずれたような記憶が・・・・・
「ああ、そうそう。
って、雲雀さんと同じ家に住んでるの?」
「そりゃ、家族だしね。」
「厳しくない?」
「いやいや、優しいよ!!!」
「「へぇー意外ーー!!!」」
・・・・とまぁ、ここで今更ながらの質問攻めにあいました。
早速友達が出来てよかった〜・・・
目
標は大きく持て!
(目指すは友達100人!!)
(百人で食べたいな〜・・・・・アルプスでアイスクリーム♪)
(これ以上の幸せが想像できないや・・・・!!!)
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